特売小説

82年生まれ、キム・ジヨンの特売小説のレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
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配慮が足りない訳ですらなくただ単純に頭が悪くて癇癪起こして暴言吐いたりだとかさ、自己満足に過ぎない優しさをよかれと思って押し付けたりだとかさ。

そうした過去の記憶に悶絶してエロ動画を観ずに寝る夜があたいにだってあるんですよ。

あんパンじゃなく正解はクリームパンじゃねえか糞親父、だとか、円滑な社会生活を支えている我々勤め人の憩いの場たるコーヒーショップで生産性皆無の主婦が買い物をしているなんて迷惑以外のなにものでもないよねぷーくすくす、だとか、漢方薬を処方してもらえる人脈を誰が為に活かすべきか考えた事があんのかこの糞親父が、だとか。

その辺りの場面に恐縮しながら物語を眺めつつ。

しかしその落としどころにはどこかご都合主義が顔を覗かせているような気がしなくもないなと。

思ったりなんかしましたよ、と。
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