ちー

82年生まれ、キム・ジヨンのちーのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
3.8
この作品を観て韓国は女性では誰しも経験したことがあるような当たり前のこと、違和感を持たないといけないことに焦点をあてた映画があって純粋に羨ましいと思った。

痴漢のシーンは実際経験したことがある自分にとってトラウマを掘り返されるようでかなりキツかったし、被害者は1ミリも悪くないのにお父さんが注意する部分が完全にズレていて失望した。男側に成長が感じられないから気分悪くなるんだよな。

最後のモブ3人のママ虫発言に対してジヨンが何で私を知りもしないのに決めつけるの?って反論したところは本当にスカッとした。ジヨンは今自己肯定感が低くて自信があまりもちにくいだろうけど外野のクソみたいな目線を跳ね除けるくらい胸張って生きて欲しい。

日本でも毎日ありえないような性差別だったり理不尽な出来事もあるかもしれないけど胸張って生きてこ!!!!!
ちー

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