Haman

ハイ・フォン: ママは元ギャングのHamanのレビュー・感想・評価

3.7
正式な題名は『ハイ・フォン:ママは(幼少から格闘家の父に武術を仕込まれ)元ギャング(で現取り立て屋)』
そんな屈強ハイスペックママが娘を拐った悪党共を殺りにいく話。

ママの動きのキレは勿論、娘に対して「恐怖とはただの感情だ」っていうターミネーターばりの教育方針もヤバ格好良い。
拐われた娘と超人親ってなるとリーアム・ニーソンの『96時間』がどうしてもチラついちゃうのは仕方ないとして、娘の情報を引き出そうと痛めつけたゴロツキが「タイムリミットがある…」みたいなこと言った時、もしかして制限時間は96時間かなとかマジで思っちゃったなり。

敵の女ボスも良い感じに強くて作中で最も二頭筋が肥大してる。二頭筋が映った瞬間に脳内スカウターが爆発して、ああこの人ヤバい人だって知覚出来るのがすっごい好き。
そんな女ボスとのラストバトルは"蝶のように舞い蜂のように刺す"っていうモハメド・アリの言葉のまま、華麗な動きでジャッ!ジャッ!ジャッ!とナイフを刺し回す。高速スピードの黒ひげ危機一髪みたいだった。
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