幻のキョンシー作品！
台北西門町の建築現場にて、キョンシーが復活する。キョンシーが出没してしまい、大人たちはキョンシー退治に乗り出す...！

キョンシー映画としては、異色なキョンシー親子の絆を描いた異色作。
これが逆球となってしまい、アクションてんこ盛りなら良かったのに、アクションシーンはほとんど無い上に、ドラマが全く面白くない！キョンシークエストなのに、アドベンチャー感一切無し！

水商売の女の子を巡る展開とか、子供に見せていいのかってくらいに壮絶！！🤣

タイトルは、当時人気だったドラクエ3に夢中な、ミーハーな男子小学生を呼び込もうとする、昭和のビデオ会社の商売上手(？)なところがでてますね😵‍💫
88年春は、ドラクエ3発売の頃、学校を休んで買いに行く子供で社会問題になった頃かな。

唯一の見せ場は、キョンシーが台北の夜の町をビヨーンとスーパージャンプするところくらいかな😅

同じ台湾映画『幽幻道士』のフォロワー的作品なんだけど、もう少しカタルシスが欲しかった。ドラマが湿っぽくて全然面白く無い😢

この作品、多分香港では公開されてないと思う。当時は日本や台湾、タイなどターゲットを限定したキョンシー映画が多数ありました。
そう言えば、『キョンシーVS五福星』って、キワドすぎるタイトルの、インチキキョンシー映画あるけど、今では著作権的にやばいかも😨

続編は、『キョンシークエスト2 大霊界から来たUFO』と言うこれまたトンデモ作品でして、当時流行った丹波哲郎の作品のタイトル頂いてますね💦
80年代、Z級キョンシー映画よ永遠なれ！！🥺🫶

時は現代、配線工事の作業員が地下にあったキョンシーの親子の遺体を復活させてしまう。

キョンシーの出没を受け、人間たちはキョンシー捕縛に乗り出す。

親キョンシーは子供キョンシーを逃がし奮戦するが、離れ離れになってしまう。

現代に蘇って離れ離れになったキョンシー親子の悲劇を描いた映画。

これはキョンシー映画の中でも結構異色な作品です。

本作は珍しくキョンシーを物語の中心に据えた作品で、キョンシーとしての怖さは全然なく、キョンシー親子の親子愛を中心に描いている。

本作のキョンシーは完全に被害者で、キョンシーという理由だけで人間から迫害される哀れな存在。

小学生のときレンタルビデオで観て以来でしたが感動しました。

当時は凶暴なキョンシーと道士が激しい戦いをする映画が好きで、この映画つまんねーなーって思ってたんですが、大人になって改めて観ると、こういうドラマ性の強いキョンシー映画もなかなかいけますね。

当時は作品としてはイマイチな評価でしたが、子供ながらにキョンシーの味方になって応援していたのを覚えています。

街のど真ん中にキョンシーが浮かんでるショットはちょっとしたビジュアルショックです。

電車に飛び込もうとしたヒロインを親キョンシーが制して説得するシーンとか、普通の人間と変わりません。

むしろ人間より人間らしいです。

「いいかね、決して人の血を吸ってはいけないよ。赤いトマトジュースを飲みなさい。」とか言っちゃうし。

己の利益の為に人を騙したり、他人を思いやることが出来ない人間が存在するなかで、皮肉にも忌み嫌われるキョンシーが他人を思いやれる存在だったのです。

そういう意味で本作は人としての教訓を教えてくれる作品だといえます。

だけど、物語も後半になるとお日様の下を普通に徒歩で移動し、ついにはキョンシー特有のパンダメイクを落として、血色の良い顔を晒します。

これはもうキョンシーとは言えないんじゃないか？

ちょっとこの辺りは残念です。

またヒロインの自殺を思いとどませたのは良いが、その後のフォローが全くなく、何にも解決してないので、彼女のこれからの人生どうなるんだろうって心配になります。

しかし見終わった後は、只々呆然…。

あと一応殺陣はあるけど、たいしたことはないので期待しないように。

アクション映画としてはかなり物足りないけど、個人的にはそれなりに面白いと思えました。

• #アジア。
• #ホラー。
• #アジアホラー。
• #ドラマ。
• #アジアドラマ。
• #キョンシー映画。

ある日、台湾のとある工事現場で見つかった親子のキョンシーがふとしたきっかけで復活してしまった。
キョンシー親子は追ってくる科学者や道士たちから逃げることにしたが・・・・。

現代を舞台によみがえったキョンシー親子の運命を描いたB級キョンシーアクションコメディ。
親子キョンシーの冒険や子供キョンシーと人間との絆などおそらく霊幻道士2の便乗かと思わせるような要素がふんだんに入っていたのが印象的であった。
ただこの作品のキョンシーは基本的に親子共々良いやつで襲われない限り人間を襲わず血も吸わず、テレパシーで人間と会話できるというどちらかというと幽霊に近いような設定だったのが賛否両論起こりそうな感じがした。
またキョンシーが普通に歩いたり現代の服に着替えるという別にキョンシーじゃなくてもいいんじゃないかという展開があったのも個人的には微妙な感じであった笑
ラストもかなり悲劇的で全体的に子供向けとも家族向けとも言えない微妙なの作品であった。