実話と知らずに見始めたので、結末と実際の写真には感動した。
余命宣告というテーマを軸に、生まれ育った国や地域、時代による考え方・染みついた感覚の違い、理解し合い納得することの難しさ、大人になった兄弟姉妹や親戚間の微妙な関係性など、多くのことが見える映画だった。
余命宣告は当然のことながらその人、状況、立場によって判断も変わってくるし、良いか悪いかは誰にも分かりきることはなく誰かが判断できることでもないと思うので本当に難しい。
医師の考える現状を本人は知るべきで第三者が判断することではないと思う反面、気持ちの持ち方は物凄く大きいと思うので気弱になってしまってもなあ、などと色々考えた。
