大穴だった！たまたま観て大当たり！皆さん、機会があれば是非ともご覧あれ！落ちてた気分が上がって助かったよ⤴
元は連ドラだったらしいけれど、全く知らずだった。ドラマ版はお父さんが大杉漣さん、息子は千葉雄大くんだったらしい。映画のお父さんは強面吉田鋼太郎さんなので、大杉漣さんの方が柔らかい気がするな。しかし強面の方がギャップ萌えがある。しかも『おっさんずラブ』以来、強さの中にユーモアを隠しアイテムとして持っていることがわかってからは、この方が照れ隠ししたりゲーム内キャラをひょこひょこ動かしてると、何かかわいいのだ♡ムキムキで男らしいキャラを選んでるのにキョドったりするシーンにキュンキュンする。さすが鋼太郎。
この映画も登場人物少なめ＆キャラ設定がしっかりされていて、非常にわかりやすくて話にすっと入り込めた。ゲーム内の仲間も熱くていい奴ばかり。あてくしといえばゲームウォッチで止まってる化石だから、やるのは厳しすぎるけどね〜🫠
ゲームを通してお父さんと交流を図りたい息子、その為の悪戦苦闘に胸が熱くなる。お母さんはのほほ〜んとしているし、妹は口は悪いけど、ゲームしてるお父さんをあたたかく？見守っている、良い家族。お互いに踏み込みすぎないところが良いのよ。
話は坂口健太郎さんの家と職場の往復に僅かに取引先が登場する程度なのに、人物設定がしっかりわかるし、仕事の悩みもあったり、人間的な見せ場もある。RPGで本音を語るのはアリよりのアリだよね。あてくしも目の前にいる人には元気に振る舞ってしまうものの、実際はそうでもなかったり、本音が言いづらい。その点ゲームはキャラの助けもあって、いい作戦だと思った。ムリな設定や話を広げすぎなかったことで、話を家族の絆に集中させられて、観やすくてとっても楽しめた。妹の話も話が逸れた感がなく、お父さんのこれまでや人柄もよく見せられたしね。
最後に、あー、そうなのねって展開が来るけど、多分あてくしもその仲間の一人なので、そんなに怖がらずにさっさと受けた方がいいぞ、とは思った。こればっかりは１秒でも速くGOだよ。そしてこの原作者さん、亡くなられてるのね。とても楽しい話を提供してくれて、ありがとう🫂ユーモアに溢れるナイスガイだね。
