鑑賞メモ。
令和三年、初映画。
ノーラン監督の大好きな時間弄り映画。その長年の集大成だろうものが、自前資金によりインディーズ映画のように撮ることにより、自由だからこそ出来た傑作というのが考え深い。まあ、言えばスポンサーとか外野が干渉したら駄目って証明かもね。
で、今作の最大に良かった点はお約束の「主人公は必ず勝ちます」て物語外の取り決めを物語内でしっかり描写されているところですね。ある意味、物語へのアンチテーゼであり、この映画が完璧に出来上がっている証左。マルチユニバースも大好きだが、映画は基本一本で終えないとね。