冬子

TENET テネットの冬子のネタバレレビュー・内容・結末

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作を少し前に見てテネット見たけど全部話が難しい。結構急にシーンが変わる事が多い。

そもそもエントロピーて何?ってなるけど結果と原因の反転という事らしい。
順行:銃を撃って弾が出る
逆行:弾痕があるから銃を撃っている
逆行・順行するためには回転ドアをくぐる必要があり、ドアをくぐった時点から時間の流れが逆転する?
逆行中は酸素マスクつけてないと息出来ない。呼吸は肺が広がって空気を入れているから逆行してても呼吸は出来そうだけどな…息吸ったら空気は出て行くのかな…
あとドッペルゲンガーの原理で過去の自分と未来の自分が接触してしまうと消滅するらしい。

まず第一に黒幕は主人公である。逆行した主人公が、悪役セイターがアルゴリズムを完成させて人類を無かったことにするのを阻止するため計画を立てた。

・オペラハウスでテロという名のテスト
ここで主人公が逆行弾を知り話に関わっていく。(プリヤっておばちゃんが怪しいと話を聞くと逆行弾を作ったのがセイターという武器商人らしい、妻に接触を図る)
・セイターの妻キャットは贋作を売ったことをダシに管理下に置かれていたので、贋作の絵をどうにかすれば良いやんとなる
・キャットとセイターは船で大喧嘩、息子と一緒に船を降りるがセイターに呼び戻される、海に飛び込む女性を見て自由でいいなって思う(撃たれた後のキャットが復讐を果たした後の姿)
・超厳重な金庫だが相棒と侵入するも何者か(未来からセイターに撃たれたキャットを救おうと逆行してきた自分)に邪魔される
・しゃーないからセイターが欲しがってるプルトニウム盗ってきたろ!まあ渡さんけど。(実はプルトニウムではなく未来武器アルゴリズムであった)
・プルトニウムはCIAから奪ったけど形変だな、これプルトニウムじゃなくね?となりアルゴリズムの存在を知る。逆行してきたセイターが追ってきたので本体隠してケースだけ渡す。
・セイターは回転ドアの前で妻を撃ち、主人公からアルゴリズムをどこに隠したか聞き出していた。キャット撃たれて死にそうだし一緒に逆行してアルゴリズム取られる前にとらねば!
・事故って結局アルゴリズムはセイターの手に渡る。
・とりあえずキャットどうにかしないと死にそう。贋作しまってた金庫のとこに回転ドアあるな、そこ行くか。過去の自分が敵だと思って邪魔してくるけど何とかなった。主人公、キャットも順行へ戻る。
・キャット助かったからセイターとアルゴリズムどうにかせんとな、そういえば爆発起きたってニュースあったな、そこで事件は起きているに違いない。逆行して爆弾仕掛けて埋めれば良くね?
・でもセイターが死ぬとアルゴリズム起動するらしい、セイター殺してもダメじゃん。セイター自殺しない様にキャットが引きつけてくれ。
・アルゴリズムの方何とかしないとな、逆行組は事前に攻撃の場所とか教えてくれ、順行組は突入する。出入り口が逆行敵によって塞がれてしまう。
・逆行チームにいた相棒ニールは敵が出入り口に爆弾仕掛けてるのを見つける。これは順行に戻って援護せねば!
でも車奪って行くなアピールしても行ってしまった!出入り口塞がれてしまった。このままでは主人公達も爆発に巻き込まれてしまう。
・逆行敵はすぐそこだがドアがあって開けられない!ドア越しに逆行チームの味方の死体あるし荷物に手榴弾ないか探そ!ない!
・まじやばいがセイターの電話で主人公の頭をぶち抜こうとする敵!しかしさっきの味方の死体が起き上がり(エントロピーのなんちゃらで逆再生されている、これはラストシーンからさらに逆行したニール)主人公は助かるし鍵も開けてくれていた。
・敵をやっつけアルゴリズムの起動阻止に成功。しかし爆発がもうすぐだ!脱出出来ないと死ぬ。真上に穴はあるけど登れる高さではない。
・さっき車を奪ったニールが穴からロープを垂らしてくれている…まさに蜘蛛の糸。車で引っ張り上げられ主人公達助かる。ニールナイス!アルゴリズム持って出てきたけどこれまた隠さんとなあ。
・ニールは主人公にもっと昔から会っててまだやる事があるらしい。別行動へ。ここで主人公がさっき撃たれた味方がニールだったと気づく。真の黒幕も主人公自身だと言われる。鈍すぎる。
・プリヤっておばちゃんが逆行武器とかどうにせいっていう指示受けて主人公にも指示出してた黒幕ポジだったのでキャット知りすぎたよね?殺そ。ってやってる所に主人公が暗殺。おしまい。

アルゴリズムってそもそも起動したら何で人類が居なくなるのかわからん。セイターは未来の子供達の頬に温かい光が降り注ぐだろう〜みたいなこと言ってなかった?人類いなくなってなくね?
続編あるとしたら主人公とニールが出会う所とかなのかな〜でもそこは想像の余地として続編にはならなさそう。主人公に名前がないのも新しいなと思った。
しかしやっぱり概念が理解出来ない。
ストーリー自体はまあ理解出来るし割とタイムリープものとか好きだから楽しめた。
冬子

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