このレビューはネタバレを含みます
順行・逆行する時間が片方だけならともかく、同画面内で同時に進行することにより、もれなく頭がバグります。
まさしく未知の映像体験が味わえる作品。
劇中で登場する設定や法則の事前知識が無いとリアルタイムで完全に理解するのは難しいかもしれませんが、必要最低限の説明や描写はちゃんと提示されています。
なので、それを見逃さずにいれば大筋は掴めるはず。
好きなシーンはいくつかありますが、特に大型車両4台でターゲットの車両を挟み込む構図は大胆過ぎて笑っちゃいました。
本作も例によってどうやって撮影・編集したのか分からない映像に怒濤の伏線回収、そして余韻の残る結末でハラハラ楽しく観られました。
色々と考察サイトを見回って「なるほど!」となってから、2度目を観るとより一層楽しめそう。