ちゃんめる

魔女見習いをさがしてのちゃんめるのネタバレレビュー・内容・結末

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

おジャ魔女どれみ誕生から20周年。制作陣から20年経った人に向けてのプレゼント的な作品かな。おジャ魔女世代の人もそうでない人も、見たらきっと「自分の魔法はなんだろう」と感じるとっても素敵なお話。このお話の主人公は、おジャ魔女が大好きだった子達が大人になって、同じ作品のファンだったことがきっかけで繋がることが出来た3人の女の子達。
何にでもなれると思って見てた当時から何年も経って大人になった今、自分がなりたいものはなんだろう、もしも魔法が使えたら…とそれぞれの事情で日々現実に悩む3人。3人が仲良くなって、私は誰推しだ〜と魔法玉を見せ合うシーンとかおんぷちゃん推しの同世代の男の子が出てきたりと、世代の人が共感するシーンを制作陣はとことん突いてきてた( ˇωˇ )
他にも現実を生きてたら抱える悩みとか世代の人に訴えかける物をリアルに描かれてた所も良かったし、評判だとsnsの炎上の下りを詮索して知ってることを告白で言っちゃうのどうなの?って意見もあったけど、彼女達が魔法の力を借りて、時には間違えることもありつつ前に進んでいくっていう1つの表現なのかなって思った。
あの絵柄の暖かさとかきっと今も何処かに居るどれみちゃん達の存在のおかげで、やっぱりちゃんとおジャ魔女なんだなって感じられる作品でした。
キャストは女優中心と思いきやまさかの会社の後輩役に石田彰さんいた^^; 絵も当時の雰囲気残しつつ、どの風景もとっても綺麗。白川郷とか尾道が出てきたりとか背景描写もすんなり入ってきて良かった。
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