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イップ・マン 完結のTaiのレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
3.8
葉問師匠の物語、完結ッ‼︎

ドニー・イェンによるイップ・マンの第4作目にして最終作。
ブルース・リーの師匠である詠春拳の達人にして伝え広めた人物です。
完結ということで、ちゃんと最後まで。師匠の最後を見届けます◎

とはいえ、表記される西暦と周囲の面々や社会情勢以外は歳月を感じさせませんね。つまりはイップ・マン師匠の見た目と詠春拳が変わらない‼︎さすが武道を極めた漢!
一応、体調的なもののシーンがありますが、そんなの関係無いぇッ‼︎と言わんばかりなキレッキレのアクションです( ´∀`)b

本作の主な舞台は1964年のサンフランシスコ。
これまでは移り行く中国国内の情勢を物語に入れてましたが、今回は海外進出していく中国人に対する当時の現地での反応を取り込んでいました。
この辺は日本も通ずるところが色んな面である気がしましたね。
そんなデリケートな問題にも一喝できるイップ・マン師匠はやはり偉大!あの〝何をすべきか〟の答えは胸に刻みたい言葉でした(о´∀`о)b


10年の歳月をかけて製作されたこのシリーズは、これにて終幕。
物語上では30年近くも流れたわけですが…やっぱりイップ師匠はその時間経過を感じない!これが武道を極めた人か……
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