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イップ・マン 完結のmitoのレビュー・感想・評価

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)
3.9
2020年63本目。
長きに渡る、ドニー・イェン主演のイップ・マンシリーズの完結編。

今や、
ドニー・イェンも名アクション俳優に、
イップ・マンもただの「ブルース・リーの師匠」というだけでなく、しっかり個人として認知されるまでに至る…この2点は紛れもなく本シリーズの功績。

相変わらず、特定の国家への主張が強いシナリオ。
ことアメリカに関しては、タイムリー過ぎて変なベクトルでハラハラする。
まあ、日本に関しても、何で遥々アメリカまで来たのに、代理戦争に駆り出されてるんだ?という空手VS詠春拳構図再び。
てっきり、海軍仕込のマーシャルアーツの類が対抗になると思ってた。

そんなシリーズ恒例の問題など些細なものと感じさせる、シンプルながらも完成されたカンフーアクションの数々。
的確ないなしから、連撃を繰り出す拳…、やっぱりイップ・マンのアクションは格好良い。
ブルース・リーのパートも含め、どれも珠玉の逸品。

完結編というのもあり、シリーズ集大成のような出来でした。
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