にんげん

私が、生きる肌のにんげんのレビュー・感想・評価

私が、生きる肌(2011年製作の映画)
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ネタバレを踏まずに見て欲しい一作。

世界的に著名な形成外科医、ロベル。彼が住む屋敷にはマリリアという名の家政婦が共に暮らしていた。マリリアの仕事は屋敷の主人であるロベルの世話だけではない。屋敷の一室に軟禁されている謎の美女、ベラの身の回りの世話もまたマリリアの仕事である。ベラとは何者か?なぜ囚われているのか?ロベルの意図は?という話。

正直に言うと、ハマる人にはとことんハマる分、そうじゃない人は何が良いのか分からない……というような作品です。
リアリティが凄い、着眼点が凄い、というタイプではなく、何を感じるか?どう思うか?と訴えかけてくるタイプの作品です。

何が正常で何が異常か?愛と執着を分けるものは何か?彼が抱く感情はなんだったのか?
観た後に人と話したくなる作品でした。
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