ゆき

私が、生きる肌のゆきのレビュー・感想・評価

私が、生きる肌(2011年製作の映画)
3.7
正気の沙汰

究極の創作だった。いや、ただの狂気か。
運がいいのか悪いのか、最高の医師の目に留まる宿命。
両極端に行ききった人間が、平行線で対峙してた。感情が高揚する度に、強い色味が視界を狂わすのが印象的。
基本設定から水準違いで、もはやSF。
ちょっとクセになるのが悔しい。

***
妻と娘を亡くし、完ぺきな肌の開発研究に没頭する天才形成外科医。開発中の人工皮膚を移植し妻の代役を創造させていく。
ゆき

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