しちれゆ

スケアリーストーリーズ 怖い本のしちれゆのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

取り敢えずホラーは見に行く、というスタンスなので早速映画館に参上しました。そしたら意外に面白かった!ジュブナイルです。
お化け屋敷感覚で行った古いお屋敷で見つけた一冊の本、そこに表れるお話が現実になっていく。
・身体中至る所から藁が生えてきてついにはカカシになってしまうトミー
・うごめく足指や目玉の入ったシチューを食べてバケモノに殺されるオギー
・頬っぺに出来たニキビから無数の蜘蛛がうじゃうじゃと湧き出てくるルース
・ぶよぶよの太ったオバサン(笑えるビジュアル)の体内に取り込まれるチャック
このえも言われぬ展開に古いお屋敷で悲しい生涯を閉じた少女サラの物語が絡んでくる。一番怖いのはゾンビでも幽霊でもなく人間の悪しき心なのだという安定の着地点。
ギレルモ・デル・トロ脚本・製作
しちれゆ

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