フクイヒロシ

雪に願うことのフクイヒロシのレビュー・感想・評価

雪に願うこと(2005年製作の映画)
4.5
FILMAGAフィルマガのライターが
平成NO.1映画(邦画)を挙げております。

僕は根岸吉太郎監督の『雪に願うこと』を挙げました。
何度でもこの人たちに会いたくなるのです。


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1万本の中から珠玉の一本を!映画ライターが選ぶ「わたしの平成No.1映画」 filmaga.filmarks.com/articles/2663


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おれも壁をぶちやぶりてぇ。
金とか名誉の為じゃなく
ただ、自分を抑え込んで閉じ込めて不自由にしてる自分が作った謎の殻を破りたい、んだけどなぁ。。


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佐藤浩市や山崎努、草笛光子などの実力派たちは別として、
主演の伊勢谷友介や吹石一恵を筆頭に若手俳優さんの演技はかなりたどたどしい。。

小泉今日子にしてもまだ映画俳優として花開く前なので、少し居心地が悪そう。
「わたし、映画の世界にはまだ入り込めてないですよね。。」
という空気を纏ってる。

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映画の完成度としてはこれらはダメな点だと思うけど、
映画の物語自体も、
出演してる俳優さん自体も
みんなが「目の前のこの壁を破りたいんだ!」
という気持ちが滲んでいて
映画全体としては強烈な『共感』を僕は感じています。


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これは第三者的な、客観的な批評ではないので
観る人によっては何にも感じないかもしれないです。

でも僕は見るたび毎度毎度感じるのです。

僕はこれを自分の平成NO.1映画に選びました。

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1万本の中から珠玉の一本を!映画ライターが選ぶ「わたしの平成No.1映画」 filmaga.filmarks.com/articles/2663