レッドキング

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレッドキングのレビュー・感想・評価

3.6
世界的ベストセラー小説の翻訳をするために集められた9人の翻訳家。
流出を避けるため、ネット回線やスマホの持ち込みすら禁じられた隔離施設において
なぜか最初の10ページが流出。
金を入金しないと、さらにページを流出されるという脅迫メールが届く。
一体誰が、どうやって、何の目的で…。

謎解きしながらも、若干時系列が前後しながら物語の全容が判明する構成になっています。
最大の黒幕(?)の正体はおおよそ中盤で予想がついちゃうんですが、決して複製不可能と思われる状況で
いかにして原本がコピーされたのか、はちょっと意外でした。
『女神の見えざる手』の時のような、全部コイツの手の内だったんかい!っていう。
ミステリーでもあり、復讐ものでもありってところでしょうか。

オルガ・キュリレンコさん相変わらずお美しいです。
レッドキング

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