ちゃんしん

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのちゃんしんのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白い作品だな。
ペンネームである本物の原作者が、親代わりとして慕っていた有名作家の死の真相を突き止める為に、自らその事件に入り込み犯人逮捕の筋書きを書いて自白まで追い込んでいく…。
でも、やっぱり意図していなかったことが現実には起こってしまうから、よりその展開は複雑さを増していく…。
物語として深く謎が多い糸が絡み合うようなものになっている。
小説家を目指すものたちが事件に巻き込まれる話から、そこに登場する誰もが真相解明の為に原作者の頭の話に必要とされる登場人物として描かれている。
なかなか面白い。
ちゃんしん

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