特売小説

9人の翻訳家 囚われたベストセラーの特売小説のレビュー・感想・評価

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架空の小説の引用から会話を始められても徒に混乱させられるだけ、その点は巧い手法には思えませんでしたけれども。

興味を惹く設定、良く出来たトリックに納得の動機、観客を迷子にしない親切な構成に感心しつつ。

映画として、物語として別段に面白いと感じられなかったのはやはり感情移入が出来る登場人物が不在だったからかしらね、と。
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