苺だいふく

わたしは光をにぎっているの苺だいふくのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
3.0
静かな作品。銭湯に行きたくなった。





☆メモ
『自分は光をにぎっている』/山村暮鳥

自分は光をにぎっている
いまもいまとてにぎっている
しかもおりおりは考える
この掌をあけてみたら
からっぽではあるまいか
からっぽであったらどうしよう
けれど自分はにぎっている
いよいよしっかり握るのだ
あんな烈しい暴風の中で
掴んだひかりだ
はなすものか
どんなことがあっても
おゝ石になれ、拳
この生きのくるしみ
くるしければくるしいほど
自分は光をにぎっている

出典:『山村暮鳥の世界』筑波書林
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