喜田なつみ

わたしは光をにぎっているの喜田なつみのレビュー・感想・評価

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)
5.0
美しい映像と透明度に心が揺蕩う。
光にゆらゆら照らされて心地良い。
言葉は多くないけど伝わることは大きい。やわらかくずどーんと入ってくる。
観たこと無い初めての風景が
何故か観たことあるような気がしてこの景色への愛情をいっぱい抱えたくなる。
生半可な言葉で汚したくないくらい綺麗に気持ちに保管したい美しい。
光に私たちは魅了されて続けるけど
それはどうやって作り出せるのか
解いて生きてる人は答えがこの中に見出せるかも知れない。身近な光に。

そして、谷川俊太郎さんの講演にいって詩はとても大きいものだなぁ、とおもっていたけども、詩をすぐ言葉にすることまではできなくて、心の大切なとこに置いといて、いざというときにポンッと「私の好きな詩」として紹介できたらいいなぁ、とおもった。とても澪のおばあちゃんに憧れました。
喜田なつみ

喜田なつみ