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クロール ー凶暴領域ーのtofuのレビュー・感想・評価

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)
4.1
ワニ映画史上最高傑作だと思う🐊

90分弱というアニマルパニック映画における黄金尺の中で、スリリング、グロ、スポ根、親子愛、愛するペットの活躍と絶妙なバランスを佇ませていた

今作におけるワニの造形もまた素晴らしい。小さいものからビッグサイズまで!
ビッグといっても突然変異的な大きさではないのがリアリズムがある。
またワニそれぞれの眼光にも違いを持たせており、眼を見ることで『好戦的』『絶対王者』『メス(かな?)』など予想も楽しかった

5分に1度は何かしらのトラブルや危機が迫るため、あのラストまで緊張感が持続出来るのも監督・脚本の腕といったところか、感服である

アジャ監督にしてはグロ描写は控えめだがキチンと魅せるところは魅せてくれ、満足感でいっぱいだった

敢えて残念なところを挙げるとすれば、メインの舞台となる地下、こちらの全体的な構図がわかりにくいので階段まで遠い…通用パイプまで近い…などが掴みづらかった

…んなこたぁどーでもいい
序盤の木の枝のせいでカフェモカ半分こぼしたじゃねぇか!心臓止まりかけたわ!(誉め言葉)
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