りた

THE QUAKE ザ・クエイクのりたのレビュー・感想・評価

THE QUAKE ザ・クエイク(2018年製作の映画)
3.3
THE WAVE(ザ ウェイブ)の続編。
巨大津波があった日から3年、地質学者のクリスチャンは再び大地震の被害を受ける。クリスチャンの友人であったコンラッドは100年前の大地震が再び起こると予兆していた、研究結果をクリスチャンに送ったが届くのに気付くのが一歩遅くコンラッドは亡くなってしまった。
クリスチャンはコンラッドの研究を続けるうちに再び大地震が起こると注意喚起を各方面へと促す。

自然災害と複雑な家庭事情、二つの事がメインで進んでいく重々しい内容。過去の大津波で経験した事や救えなかった命へ悔やむ気持ちに日々葛藤されるクリスチャン。

大地震が起こる終盤までは予測、換気など沢山盛り込まれているので少々長く感じるものの、一瞬にして破壊されるノルウェーの街は自然災害の怖さを物語る。地震というのはいつなんどきでも他人事では無い事を重々受け止めて少しでもこういう映画から学べる事があると良いなと思いました。

クリスチャンのトラウマは計り知れない。
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