【韓国映画】【アカデミー賞やカンヌで受賞】というだけの事前知識。
そして、敬遠していたわけではないけど、視聴する初の韓国映像作品。
登場人物の設定がわかりやすい。
半地下家族はそれぞれスキルがあるんだから人を騙す方向じゃなくてもきちんとした仕事に就けそうな気がするけど、これはブラックコメディだからそこを真面目にとらえちゃだめなんだよね？
それとも、韓国社会ではそもそもああいう環境で暮らす人は正攻法では仕事に就けないってことなのか？
富裕家族お母さんの人を疑うことのない素直さ。いますよ、お嬢様育ちで騙されやすい人。
貧困とか格差を日本映画で描くと、映像が暗めだったり、セリフがボソボソしてたり、音楽がしみじみしたり、で、考えさせられました！格差を鋭く抉る！とかの評価になるんだろうなぁ。
そして、体臭でもなくその人にまとわりつく環境臭、これは消せない。臭いが映像で表現されている。
富裕家の映像はきれいだし、登場人物のセリフははっきりしてるし、ジャージャーラーメンは美味しそうだし、初韓国映画がこの作品っていうのは韓国文化や社会に詳しい人から見たらどうなんだろう？
※追記※
劇中のジャージャーラーメンが食べたくて再現してみた。もちろん、牛肉も入れて。美味しかった。
この映画で唯一 後味の良かったもの、チャパグリ。
