このレビューはネタバレを含みます
ジャンルは「ドラマ」より「ホラー」かも
中盤までは主人公家族の乗っ取りが「そんなはずないやろ」レベルでトントン拍子に進みます。そこまでは詐欺師一家のサクセスストーリーです。
ところが、前任の家政婦が訪ねてくるあたりから一気に流れが変わります。
「乗っ取ろうとした家に秘密の地下室があり、そこに何年間も人が住んでいた」普通に考えたらそれだけでホラーです。さらに血みどろのスプラッター要素や殺人も追加されホラー化が加速します。というか、後半だけ観たらただのホラー映画です。
「ドラマ」からの「ホラー」という展開がこの作品の魅力かもしれません。「ジョーカー」からアカデミー賞2部門奪ったのも納得です。
余談ですが、文在寅大統領はこの映画のアカデミー賞受章を讃えていました。普通の首脳なら怒るかノーコメントなんですがね…
