このレビューはネタバレを含みます
韓国作品はあまり見ようと思わなかったタイプだけど、本作品はアカデミー作品賞になっていたこともあり、ぜひ見たいと思っていた作品。
感想としては、期待以上に面白かった。
途中から、ある程度展開は読めるんだけど、どうやって最後落とす❓どういう落とし方をするんだろう❓気になって仕方なくなった。
私が感じたメッセージは
「貧富の格差問題において勝者はいない。貧しき者はもちろん、富める者も幸せにはならない。本質的には人間はみんな同一の存在」…ということ。
ラストシーンで亡くなった人間は誰か、、それを見ても分かると思う。
世間から幸せの象徴と思われるセレブ家族も実態は苦しんでいて、そこが丁寧に描かれていて良かった。
逆に不幸と思われがちな貧困層も、実は強い家族愛があり、小さな幸せが描かれていた。
経済的に豊かになることが、必ずしも幸せになることと同義ではないと改めて感じた。
と言いながらお金はどうでもいい…なんてことはなく、これからもしっかり稼いでいくけど笑