このレビューはネタバレを含みます
ところどころ感じられるコメディ風味だったり、主人公一家の憎めないキャラクター(意図的にそういった部分のみが描写されているからだろうが)でごまかされている気がするが、実際にやっていることは相当怖い。
序盤から飛ばし気味のストーリーもいったん落ち着いた...かと思いきや、元家政婦の登場からどんどん予想外の方向へ進んでいき、最後まで目が離せなくなってしまった。終盤の惨劇に連なる展開はなんとなく四丁目の夕日を思い起こさせた。
これが評価される時代になったのかと思うといろいろと考えさせられた。