「作品の質は情報量と、その隠し方の巧妙さで決まる」
と言い切っても差し支えないんではないかと思うほど、巧妙が過ぎるメタファーたちと、それらを全く無視したとしても充分に楽しめるエンタメ性。
いやー、駄目だわ、駄目なところが見つからないです。今は。
とりあえず一つ挙げるならば、みなさん仰っていますが、諦念がなんなら美徳にも見えてしまうほどに美しくてかっこよくてエモい、ギジョンことパク・ソダムの煙草シーンは非常にパンチ食らいました。あれ煙草を天井裏(地上)に隠しているのも細かくてやばいよね。
2020年代は始まったばかりだけれど、もうすでに今後10年越えられないレベルの傑作がつくられたのではないかと思います。
リスペクト!!!!!