このレビューはネタバレを含みます
やっっと鑑賞。
人間のあらゆる怖くて汚くて狡い部分を見せつけられている居心地の悪さは、セレブ一家のリビングのローテーブルの下で、セレブ夫婦の情事を強制的に見せつけられてる貧乏一家の感じたそれと完全一致。
嗅覚を刺激された映画は初めてで、新たな発見。相手の五感をフルで刺激して、空白部分の想像にいかに具体性を持たせるか、の重要性を確認する。
個人的なトラウマ映画、「岬の兄妹」「愛しのアイリーン」に次いで仲間入り。どっちも人間の醜く汚い部分をリアルに見せつけられる映画だけど、本作よりはかなりヘビーなので覚悟を。