このレビューはネタバレを含みます
全員の目が隠されているポスターの印象から、ホラー映画だと思って敬遠していたのですが、全然違って、ブラックコメディーサスペンスのような作品でした!
前半は、なんだか憎めない家族が大チャンスを掴んでいくお話。そこからラストまでの怒涛の展開にビックリ‼️
『万引き家族』にも通じる、「自分が生きるためなら他人から奪うのもアリ」みたいな、貧困層ゆえの逞しさを感じる作品でした。
親友が女子高生のこと好きなのを知ってて家庭教師の仕事を世話してもらったのに、すぐに手を出したり。
「この家があたしのものだったら、あたしはもっともっと優しくなるよ」とお母さんが言っていたように、貧困⇒必死:裕福⇒余裕という構図がすごく明確だった。
お父さんの殺意が芽生えた瞬間が明確だったのも、印象的でした。