このレビューはネタバレを含みます
全員無職ってことは知った上で見に行きました。
一番印象的だったのは、血だらけの彼を背中に背負って逃げようとする彼女の姿。
純粋で、ある意味成熟していて、彼女だけは彼を「同じ匂い(臭い)」とは言わなくって、好きだから彼の匂いもまるごと好きになっちゃうのかな〜なんて思いました。
トイレの上でタバコ
水の掛け合いの美しさ
石を見下ろす彼の表情
家族愛と男女の愛
...etc
盛り沢山なのでどれを拾ったらいいのか分からなくなりました。
最初は笑っていられたのに、話が展開すればするほど現実を突きつけられて、だんだん笑えなくなっていました。虚しくて辛かったです。