このレビューはネタバレを含みます
貧困層といっても差し支えない家族がある日から
得た仕事...
家族が次々同じ裕福な家に就職する様は愉快だったけど突然予想外の急展開。
貧困家族が富裕層に寄生するモチーフだけど、
実際はどちらが寄生してるのか。
家政婦、運転手、家庭教師、それらがいないと家庭と仕事が回らない富裕層こそ寄生という見方もあって面白い。
格差社会を表したというか、貧困層も富裕層も同じ人間なのに...
パパが刺した理由は半地下の臭い、そこに住まざるを得ない人間を軽蔑する富裕層への恨みがこもってんのかな。
いつか迎えに行くその日まで。
ストーリーも分かりやすくテンポも良い。
めちゃめちゃ面白かった。
ネタバレ解説を見ると色んな伏線やオマージュがあって見返してもまた面白そう。
めちゃめちゃ細部まで考え抜きこだわってて監督素晴らしいぃ