このレビューはネタバレを含みます
見たことあるようでないような、そんな気持ちがでてくる、たくさんの要素を詰め込んでた映画だなと感じました
なので、序盤、中盤、終盤でかなり好き嫌いが分かれました
序盤は入り方としては韓国の半地下の生活というのがどんな暮らしなのかがよくわかり、中盤、終盤にかけての伏線やらこの映画で伝えたいことを終盤に持っていくための布石をおいてあり丁寧で好きだった。
資産家の家に行くあたりまでは不気味な感じもよかった
中盤はどんどん家族が寄生していってうまく行く様を描いているのだが、ツッコミどころ満載だけど割とコミカルに描いていて、そこも納得できるよう上手いなとかんじた
ただ、元の家政婦がくるまでの家族での会話が長すぎて、いつまでやるんだろうという退屈さもあった
その間ここからどんなことが起きるのか考察する時間にもなれたのかなと思った
終盤はあーそれやっちゃうのねって思ってしまう展開で非常に残念だった
ここまでうまい作りなのに、最後雑に見えてもっとひねくれて欲しかった
とはいえ、面白く楽しめて
ここまで考えて見れたのはなかなかないので堪能できました！
