あっという間の132分。これまでの映画の中で最速だったかもしれない。
伏線とも思わせない伏線の回収。色々な展開を想像させるんだけど、どれもヒットしない思いがけない展開が見事だった。
希望も未来もない、あるのは寝ても覚めても永遠に変わることのない現実だった。金持ち家族と貧乏家族が交わりあってグチャグチャになってどちらも破滅するのかと思いきや、そこにはやはり超えられない壁があって交わることはなかった。
実際には人間の能力に大した差はなくて、事実問題なく仕事もこなせるのに、一度転がり落ちてしまうと這い上がって来れない格差社会。
とりあえず、めちゃめちゃジャージャー麺が食べたい。