Osamu

風の電話のOsamuのレビュー・感想・評価

風の電話(2020年製作の映画)
4.2
偶然すれ違っただけの人たちの優しさが描かれている。冒頭の玄関シーンから泣いた。

間をたっぷりととった演出がいい。役者は力量を相当問われたと想像するが、西島秀俊の演技が良く泣かされる。

三浦友和のパートの、首のタオルをためらう件や酒を注ごうとしてやめる件は不要と感じたが、この作品で描きたかったのはそういう優しさなのだと観終わった後には確信した。
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