前作とは完全に別物。
前作は電車内という特殊な環境+登場人物が一般人だからこその緊張感があり、その人間模様も含めて終始飽きなかったのに対して、今作は凡庸なアクション映画になってしまった印象。。。
主人公サイドはめちゃくちゃ強いうえに背景も特殊な人達なので感情移入がし難く、敵キャラは世紀末な世界感にありがちなヒャッハータイプの連続。仰々しい音楽と相まって、人間模様がいささかチープに感じましたねえ。
野球部カップル、身重の奥さんを守るタフガイ、姉がきっかけとなって突飛な行動に出たオバチャンなど、魅力的なキャラクターに彩られていた前作には何度も泣かされた。。
一作目のゾンビ映画らしからぬ抒情性。それがなくなってしまったのが残念でなりませんが、今作単体で見たら決して面白くないわけではないです。
あくまで別物として見るのが吉!