パン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版のパンのレビュー・感想・評価

4.6
やっぱ良いよなー
デニーロ主演の映画でもかなり上位で好きだ。
何故かビートルズのYesterdayが流れるとことか雰囲気グッド。
あれモリコーネのアレンジみたいだけどね。

レオーネ監督&モリコーネの音楽で最高傑作って間違いなくこれだと思うわ。
尺が長いのが気にならないほど面白かった。

恋や青春に友情や成功や衰退と人生の酸いも甘いも全部描かれてる超大作って言う感じ。
この時代のアメリカの風景が凄い好きだしユダヤ系ギャングたちの生活が見てて楽しかった。
「君らは似てるよ。だから互いに憎みあう」このセリフが好きだ。

ヌードルスがデボラへの気持ちを吐露するとこがこの映画の最大の見せ場だと思う。あそこのセリフは何度聞いても素晴らしい。

あとデボラを車の中で犯しちゃうのってあれマジで不器用すぎる男の絶対にやってはいけない愛情表現なんだろうなって思った。
ギャングやってるような口下手の男が犯すことで愛情表現。
現代人から見たらマジで理解不能だろうし憎むべき犯罪行為でしかないって当たり前の結論なんだけど俺はこのシーンで泣いてしまった。
相手の立場に立てばあり得ないと思うけどね。
俺が昔の映画を好きな理由が現代では表現出来ない表現を観れるからなのかもしれない。

あとビーチにて連邦準備銀行襲撃の話をする件ってGTA5でもまんま同じシーン出てきたよね。
GTA5のマイケルが昔の映画好きって設定だから絶対この映画を意識してるなって気がついた。
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