いやー、ショックやろなあ。
将来の目標の為に勉強一筋で頑張って、目標通りのところに進学できたのも束の間、まさか、遊び呆けやがって！と、下に観てた同級生が、自分と同じ大学に余裕で進み、なおかつ、他の子達も結構な
進路である事を知り、愕然とする主人公。しかし、そこからが強い。
すぐに、卒業前のパーティーで、今までの分を取り戻したんねん！と、意気込み、猪突猛進。
めっちゃ、良かったなー。主役の女の子の100%ポジティブさ。そんな奴、ウザいと感じるギリギリのところでいっそ、清々しいにふりきっている。
そして、今まで長きに渡り同じ学舎で、過ごしてきたクラスメイト達の知らない部分を、この一夜で知り。
人には添うてみよ。て、事やね。
理解してるはずの大親友の事すら、わかっていなかった事にショックを受けたけど、それは、独りよがりだった自分へのショックで。それら全てを踏まえた卒業式のスピーチは、確実に昨日の自分より、成長した自分であり。
わずか一晩で一気に大人に近づく若者達の眩しさに、ちょっと泣けました。
