このレビューはネタバレを含みます
序盤がちょっと眠たく感じてしまったが
前半でまいたものを後半でしっかりと回収してくれて良かった。
望のことを思うと本当に胸が締め付けられる。未来に希望をもった子供の将来が奪われたのは、父親の、過去に対するどうでもいいプライドのせい。ヤクザたちよりも誰よりも望たちの父親が悪に見えてしまった。
過去ではなくきちんと今を生きることができる父親だったら、苦労はしたかもしれないけど望は夢に向かえたかもしれないのに。
同時に、目を逸らさずに過去と向き合った俊也のおかげで救われた生島親子。
過去は囚われるものではなく、向き合って前に進むために振り返るだけのものであるべきだと改めて思わされた。
出演者のみなさんの関西弁が割と自然だったので見やすかった。