マツモトタクシー

罪の声のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.3
揚太郎を見終わり次の「罪の声」まで2時間空く
インド南部料理ビリアニを食べに後院錦通りの角のお店「ティラガ」へ
ランチが終わって閉まっており5時から再営業らしい。。ガックリ😖
仕方がないのでまた映画館へ

道中お風呂屋を見かけ急遽入湯😌♨️
アパートはシャワーしか無いので久々湯船に浸かる🛀
人しか通れない京都らしい狭い路地裏を歩きながら三条商店街へ

ぶらぶらしていると本屋「サクラヤ」さんを発見
なんと猫関連の本や写真集のみの本屋さん👀‼️
一部京都本はあったが98%猫🐱
これだけ世の中に猫関連本があるのに驚き🐈
荻野目ちゃん主演の猫映画VHSが有り幾らか聞くと売り物では無いとのこと
オーナーにレンタル出来るか聞いてくれるという
妹さんが店番でお兄さんがオーナー
本のコレクターでマンションを3室借り本ばかりで埋め尽くされているという。。
次回までにレンタル出来るか聞いておいてくれるらしいのでまた来店しよう


映画館に戻り上映開始
エヴのチラシも予告編もあった
遂にホントに上映してくれるんだな。。
アスカ、マリの新しい白のプラグドスーツが眩しかった😁







2本目 SCREEN 8
17:00上映 153席 男 約20 女 約20
3、40代多し



グリコ森永事件を参考に作られた原作の映画化🎬

日本で最初の劇場型犯罪と云われる未解決事件
実際に届けられた脅迫状の中には身代金の受け渡しを指示する子供の音声が入ったテープも有った


曽根俊也(星野源)は京都でテーラーを受け継いでいる
ある時父の遺品から黒い手帳とカセットテープを見付ける
テープから流れてきたのは脅迫に使われた子供の声でそれは自身の声だった。。

一方新聞社の文化部で働く阿久津英士(小栗旬)は時効になったこの事件を平成の締めくくりに総括するため社会部に駆り出される
調べていくうちにのめり込んでいく。。






以下ネタバレ



小栗旬×星野源 W主演的な作品
未解決事件をホントはこうだったのではと解いていく作品

他の出演者も松重豊、古舘寛治、火野正平、梶芽衣子、宇崎竜童と豪華
特に奥様役の大好きな市川実日子さん💕
声の主の1人、生島総一郎役宇野祥平さん
小料理屋「し乃」の板長役橋本じゅんさんと脇を固める方も素晴らしい☺️


昔から未解決事件や凶悪犯罪には興味が有った
この事件も時効を向かえてしまった中の一つ

当時は17才、実家でおばあちゃんは駄菓子屋をやっておりそこへ警官が現れ警戒して下さいとチラシを持って現れた
行き止まりの路地奥でやっている駄菓子屋勿論知らない人なんてこない
おばあちゃんは警察は無駄なことばかりするとこぼしていたが僕はかなり必死で捜索しているのだなと思った

まず自宅が襲われ社長が入浴中に裸のまま拉致された荒っぽい手口に驚く
拉致され監禁されていたのに自力で脱出したことにも驚く
この為、社長も事件に関与していたのではと疑われる

身代金の引渡しには犯人達は出向かずあるカップルを襲いその彼女を人質にとり彼氏に身代金を取りに行かせる
警察は彼氏を逮捕するが一味に脅されてやったと後に分かる
犯人達は警察がいたと分かり逃亡
それを追いかけるが取り逃がす

別の身代金引渡しでは高速道路下に潜んでいた犯人達を事情を知らなかった滋賀県警交通課がたまたま職務質問
猛スピードで逃げた犯人達を見失い後に車は発見するが遺留品からも犯人割り出しには至らなかった

この当時縄張り意識の強い警察は大阪府警が滋賀まで出張っており滋賀県警は地元の高速道路、大津のSAが舞台で有るにも関わらず何も動くなといわれていた

正に「踊る大捜査線」の本庁と下っ端のようで滋賀県警は内緒で独自に内定
地の利でキツネ目の男を見付けるが職質することは許可が下りなかった

皮肉にも滋賀県警に抗議が殺到
当時の滋賀県警署長は自宅で焼身自殺を図ることになってしまう
滋賀県警内では大阪府警がもっと情報をくれて共有出来ていればという思いがあったという。。

何度も逮捕の直前までいくが上層部の組織の全容と一網打尽に拘る余り結局逮捕することが出来なかった。。

この時を境に犯行声明文も
けいさつ ゆるしたる
が届いたりして沈静化して行った記憶


作家の宮崎学さんはホントにキツネ目の男にそっくり🦊
京都出身だし大きな組の息子
学生運動もやっていたようで容疑者としてマークされていた
「突破者」という著書は非常に興味深い内容だった

京都という土地柄は独特で関西の中では共産の方も多く強い土地柄
在日の方も多くある程度までいくと警察でも入っていけない濃密な人間関係が存在するように感じる
犯罪を犯していると云いたい訳では無くて余計なことは喋らないというのが礼儀というか相手さんに迷惑が係るなら最初から何も言わないと云うか。。
祇園でもそういう雰囲気があり映画では進行の為、板長さんがべらべら喋っていたが実際は全く話しも聞いてもらいにくいと思う。。

多分、王将の社長の射殺事件も解決しないだろう。。


音声の子供達3人は今でもどこかで暮らしているのだろうか。。






3本目テネットという選択肢もあったけど眠くなりそうなので(普段はもう寝てる時間😅)御飯食べて帰ることにする

帰り道「ティラガ」に寄って初ビリヤニを注文
長いお米を食べるのも初めてだった😃
一緒に自家製ジンも注文🍸
昨晩お肉→昼湯豆腐(先輩の奢り)→夜ビリヤニ
普段は値引きされた安物ばかりだが豪華な2日間だった😁笑