山本Q

パブリック 図書館の奇跡の山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

エミリオエステベスの名前をすごく久し振りに見たので懐かしくて鑑賞。テーマにも興味あり。



(余談:22時頃U-NEXTにて鑑賞。今回は一回も読み込みが発生しなかった。どうやらU-NEXTの混雑状況によって読み込み速度にムラがあるっぽい。新作や話題作は避けたほうが良さそう。だとしたら何にポイントを使うのか?という問題はある。途中で止まらず最後まで集中して見れるのはやはりありがたい。)


映画はそれなりに面白かった。
人権や差別がデリケートな昨今なかなか大変なテーマに取り組むなと思ったら、大きくエンタメに舵を切ってて見やすかった。
今作は監督・脚本もエミリオ・エステヴェス。
クリスチャン・スレーターの悪役はあんまり見たことがなかったので新鮮だった。
お話は「エミリオ・エステヴェスが本当にいい人なんだな」というのがすごく伝わってくる。あまり酷いキャラクターもいないし、内容の割りにはそれ程辛いことも起こらない。検事とレポーターが酷いことしそうでしてない。キャラクター的には図書館の館長がよかった。







雑感として気になるところ。粗探しみたいなっちゃったけどメモとして。

ホームレスによる「夜が寒すぎて死ぬから安全な場所をくれ」という人権に関する「お話の核」の問題解決が進まなくてストレスがたまる。
冒頭で触れてた市長選が筋に絡んでこない。最後の最後に対立候補まで出てきたのにどうなったかわからない。「明日選挙があったら負ける。何か無いと勝てない」というフリまでしてたのにそこも何も無い。
刑事の息子がいなくなった件がよくわからない。あれだけ必死に探してた刑事の奥さんも出てこないし。心配してた感がどっかいっちゃった。
山本Q

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