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パブリック 図書館の奇跡のモのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
4.2
思わぬ名作。どの国にも存在する格差、ホームレスの集まるところとしてアメリカでよく挙げられるのが公共図書館なのだろう。こうした公共施設、駅に集まるのはよくあり、日本でも市役所などに暖や光を求める実態があることを知っている。映画としてなかなかとっつきにくいテーマだろうに、自治体と同じように法と国民の秩序を守るための警察と、真実を伝えるべき立場であるはずなのに正しさとは果たしてどこにあるのか血迷うジャーナリズムに対して、10代必読書の引用さえもピンとこないくらいならお天気キャスターさえも果たせないわよとうまい皮肉を混じえながら進めてくれているので視聴者としては非常に取り組みやすかった。
こうした作品を観るたびに、政治とは分離し立場や心を侵されることのないように仕事に向き合い、取り組みたいなと改めて自分を律することができるな。
2022年、54本でした!ファンタビ、TGM、スラダンと複数回視聴組が思ったより続き、これらのことを考えている時間が多かったので本数としてはあまり多くなかったみたい。ありがとうございました!
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