独立した映画をオムニバス形式で一つの作品としてまとめたように思えた。
「記事を集めた雑誌」という形式で作品の世界観を作っているので、それぞれが全く絡み合わない話でも作品としては成立する。
ただそれだと完全に三本立て(メイン記事が3本なので)の映画になるので、「編集長の追悼号」という形で一つにまとめたのは観る側への配慮だったような気もする。
最後のページを作る所でそれぞれの話を作ってきた人たちが一つの記事を作らんとして終わるので、何となくいい感じの後味を得られた。
エンドロールの雑誌の表紙イラストコレクションは単純に面白かった。フランスの雑誌という感じ。