このレビューはネタバレを含みます
★3 癖のある記者たちから生み出されるフレンチディスパッチという名の雑誌。
その編集長が亡くなり、彼の遺言で雑誌は廃刊が決まる。
その最終号を映像化したのがこの映画である。
とにかく盛沢山で、字幕についていくだけでやっとな感じ。もちろん目で追いかけるのがやっとだから内容を咀嚼して飲み込むまでいかない。
最初をもう少しとっつきやすくしてくれたら最後まで集中してみることができたかな。
でも、ウェス・アンダーソンの世界観はいつもながら見ていて楽しくてポップな気分にしてくれる。
チャプターごとに区切られた作品は、ファンタスティックMr.Foxの様で、私的には気持ちがプツプツ途切れてしまった。
この映画は何度も見て楽しむ映画だと感じたので、いつかまたリベンジしたい。