フラニー

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のフラニーのレビュー・感想・評価

4.6
アメリカの新聞、カンザス・イヴニング・サン紙の別冊、フランスに編集部を置く
『フレンチ・ディスパッチ』の
名編集長が死亡!
追討号はいったいどんな…?

そんな映画なんだけど、

編集部員も、記者たちも、個性的?を通り越した強者揃い。。
その体当たりの記事の面白さといったら!

まずは自転車レポーターが、編集部のある街、アンニュイ=シュール=プラゼを紹介する。。ってその街の名前からじわじわ来る。

そして、ティルダ・ウィンストンによる、
現代アートのヒーローとなった男(彼は2人殺して服役中)と彼のミューズ(レア・セドゥ)。
最高の作品までの道のり。。

学生運動家を取材したジャーナリスト、クレメンツ(フランシス・マクドーマンド)の記事には胸きゅん😳💕
ヌーヴェルヴァーグへのオマージュだとか!
ティモシーの仏語が聞けるかと楽しみにしていたがそれは叶わず🙁

内股の記者、ローバック・ライトによる名シェフの横顔。
彼はグルメが専門なんだけど、名シェフ、ネスカフィエ(笑)については…。

とにかく細部までこだわりがあって、なんというかオシャレなんだけど、こだわりすぎてるところが魅力なのかしらー。
最高に面白くて新しかった。

ウェス・アンダーソン作品今までスルーしてごめんなさい!
フラニー

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