このレビューはネタバレを含みます
若干ネタバレありの感想です。
吉岡里帆さん主演の本作。
良作でした。元々韓国映画が原作になっている本作ですが、話運びと言い、登場人物たちの演技と言い、どれも良かったですね。特に推したいのは高杉真宙さん、目の見えない主人公に変わり目となって導いていく存在なのですが、進路に迷っていた彼を主人公が導くことで、徐々に信頼を築き、最後は信頼していなかった警察官を志すという役どころで心情の変化を見事に演じ分けていたと思います。
総じてハラハラとさせる展開になっており、約2時間の間目の離せない内容と最後のスッキリと終わる感じも含めて非常に観やすい作りになっています。こうした良作が作れるのなら、どんどんリメイクしていけば良いと思います。これからの邦画に期待ができるそんな一本になっています。おススメです。