【評判の高さは聞いていましたけど、予想以上に面白かったです。】
⑴TBSラジオの『アフター6ジャンクション』をよくラジオクラウドで通勤時間に聴いていて、📻
ライムスター宇多丸さんと、人気ブロガーの三角締めさんが今作を絶賛していたのと、
⑵何より以前からこのfilmarksでも好評を聞いていたので気になっていたんですが、
今回、Amazon prime videoでの無料配信が早くも始まったので早速鑑賞しました。😏
Amazon prime videoさんとオススメ頂いた方々、ありがとうございました。😄
※先に言っておくと、今作は予想以上にかなり面白かったです。
ただ、例によってかなりネタバレします。
なんと言ってもサスペンス映画ですから、これから観る予定の方はこのレビューを読まない方が間違いないです。
ご了承下さい。🙇🏻♂️🙇🏻♂️
👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻👮🏻
【ライムスター宇多丸さん曰く、ジャンル映画として”普通に面白い”映画】
今作は、韓国映画『ブラインド』の日本版リメイクだそうですね。🇰🇷
『ブラインド』は未見なので比較出来ませんが、少なくとも今作は日本だからと言って残酷描写が全然緩く感じませんでした。😱
本当にこういう映画が韓国に負けじと日本でもどんどん製作して欲しいです。
『孤狼の血』同様に、日本映画も捨てたもんじゃないですね。🇯🇵
ライムスター宇多丸さんは確か、潜水艦映画の『ハンター・キラー/潜航せよ』にも似たようなことを言っていましたが、
この手のサスペンス映画のジャンルとして”普通に面白い”んです。👏
🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹🛹
【伏線回収もしっかりしていて、日本映画でここまでしてくれれば文句無しです。】💯
①まず、なんと言っても吉岡里帆さん。
開眼状態での盲目女性なんですが、本当に目が見えない人に見えました。👁
自分の大好きなアル・パチーノ主演の『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』🥃とかもありますけど、開眼状態の盲目の役の演技って、それはそれで目を瞑るよりも難しい気がしますね。😑😳
②どうやって盲目の人がその空間を把握出来るのか❓のあの演出。
盲目の人が音で空間把握するのは『デアデビル』とかありましたけど、🕶
あの演出シーンをいれる、ここぞ‼️ってタイミングもうまかったです。
③ やがて、物語は『セブン』を彷彿とさせる猟奇的連続殺人事件に発展していくんですけど、
前述したとおり、残酷描写がしっかりしていて、それが物語の緊張感に直結しています。
そして何より、純粋に怖いです。🗡
女子高校生の演技もうまかったですしね。😨
④高杉真宙さんのスケボーのうまさとその演出と、そのスケボーがちゃんと役に立つのも気持ち良いです。🛹
スマホにヒビが入っているのも細かい演出で良かったです。📱
⑤はっきり言って、事前にキャストを観た上で鑑賞すると、中盤の時点で犯人が簡単に予想出来てしまうんですが、
ただ犯人は分かってからも、それからの展開は予想を超えてきました。
『座頭市』さながらの1対1のバトルも、なんで勝てたか❓の理論がしっかりありました。
全体的にこの作品、終盤で穴を埋めていくというか、🕳伏線回収がしっかりしている気がします。🤔
🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮🦮
【刑事役の役者さんが最高です。】💯
木村拓哉さん主演の『検察側の罪人』では全然違う、あれはあれですごい役を演じていた大倉孝二さんと酒向芳さんが、
今作では事件を捜査する刑事を演じていて
「え⁉️この2人、刑事なの⁉」😲
って本気でビックリしたんですけど、ちゃんと刑事に見えました。大倉孝二さんもうまいですね。♨️
あと、『孤狼の血』でも刑事を演じていた田口トモロヲさんが今作でも刑事役なんですけど、これまたいい役です。😄
“引退直前の刑事”って意味では、それこそ『セブン』のモーガン・フリーマンを連想します。
そして、モーガン・フリーマン同様に田口トモロヲさんもやっぱり声が良いですね。🗣
優しい語り口は「プロジェクトX」の頃から変わりません。
👂👃👄✋👁💓👂👃👄✋👁💓👂👃👄✋👁💓👂👃👄✋👁💓👂👃👄✋👁💓
【犬が切られたら、キレます。】💢
序盤で気付いたんですが、今作は
“人生に失望していた人たちが、また生きていくための目標を見つける話”で、
ライムスター宇多丸さんのよく言う
”負け犬たちのワンス・アゲイン“映画でもありました。🐶
しかも障害をもつ主人公が頑張る話ですから、🧑🏻🦯その時点で自分には大好物な話です。😭
個人的には、「え⁉️あの人死ぬの⁉️」って、すごく残念なポイントもあるんですけど、
一本の日本製のサスペンス映画として、“普通の映画が予想以上に面白かった“です。
最後に、パルが死んでなくて本当に良かったです。🦮♨️