真の恐怖はエンドロールに。
白と黒、両側面を持つ作家がメガホンを持った作品。
今回は黒。黒乙というらしい。
相互フォローしているホラー作品のレビューに関しては絶大な信頼を寄せている方が是非に!
というので観てきました。
前振りはリング系とありました。
ああ、また最後の最後まで正体を表さない貞子系かよおおお!
と、観る前からエネルギー消耗を覚悟していたのですが、
中盤にはシライサン登場。
なにこれ可愛い!!!
たぶん、これ中田秀夫監督だったらとんでもなく怖い作品だったかもしれない。
煽るだけ煽って、全身硬直したまま、
終わった頃にはぐったりだったかもしれない。
でも如何せん、
作家は伝えたいこと重視なのて、
映像屋さんとは焦点が違うのかもしれない。
なんとも可愛いシライサンにキュンキュンしてしまった。
ああ!歩いた!
あんよ!あんよ!あんよ!
しかし作品中、伏線だらけで回収しないままのものも随分ある。
これは続編作る気満々なのか、
はたまた原作読ませる気満々なのか。
いずれにせよ、
あんまり予算が貰えなかったからなのか、
B級ホラー感はあちこちにあるが、
私は、これはこれで好き。
目立った役者が染谷将太と忍成修吾しかおらず、
演技という点ではイライラが否めなかったけれど、
中身勝負で来たところが潔い。
シライサングッズ、どこかにないかなあ…。