昼寝したい

幼い依頼人の昼寝したいのネタバレレビュー・内容・結末

幼い依頼人(2019年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

半分すぎまで嫌な気しかしない映画だった。弟、頼むから夜は静かにしとこう。
弟が殺害された後、主人公が動き出してる間も女の子は殺人犯の義母と暮らし続けないといけなくて、いつ殺されてもおかしくない状況なのに誰も何もできないっていうのが絶望しかない。ゴリラの録画がなかったらこの父親と義母のもとに戻されていたんだろうか。
あの姉弟はいつでも逃げ出せる状況ではあった(学校に行ったり児童福祉館?に行ったりできていた)のに、誰一人として助けてくれないし助かる術も分からない、知りようもないから地獄のような家に自らの意志で帰らざるをえないっていうのが本当に残酷だった。
主人公からのプレゼントの数々はてっきり盗聴器や録音機が入っていてそれを証拠にすると思いきやまさかのただのプレゼント(とメッセージ)。あんないっぱいのプレゼント、義母に見つかったら絶対イラつかれて殺されるやつやん!
で、「あの橋で毎日待ってる」ってメッセージ送るとかまどろっこしいことしないで義母が不在の時狙って直接家に行って説得すればいいんじゃないのか。
見て見ぬふりしてた近所の人もあれ絶対裁判で虐待の証言するやつやんと思わせといて何もなし、シクシク泣くだけ。まじですか。
なんか分かりやすく伏線散りばめられているようで伏線じゃなかったのねってところがけっこうあって消化不良ではある。
昼寝したい

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