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バンデラス ウクライナの英雄のzkty1006のレビュー・感想・評価

3.1
思わず制作年を確認したほど、今のウクライナ戦争の内情と酷似しているのではないかと思わせる内容。これは一筋縄ではいかないなと思う。市民を巻き込んでのプロパガンダによる洗脳、誰を信じていいのかわからない疑心暗鬼の日々。こういう環境が身近にあるメンタリティ、真の理解に辿り着くにもかなり難しい。いやまじ、平和ってどこにでもあるもんじゃないんだな。

同時にゴルバチョフのドキュメンタリーをテレビ番組でたまたま見た。
世界の協調のために奔走し、協調の点と点を結びつつあったたゴルビー。しかしながら国内に戻ったゴルビーに国民はついて行ってなかった。公共の場でエリツィンに恥をかかされる場面に観客が(国民が)笑って同調したシーン。過酷だった。ロシア周辺東ヨーロッパの複雑さを垣間見た気がした。
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